FC町田ゼルビア 祝J1昇格決定 まだJ2優勝じゃないよ

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今季J2を首位で走り続けたFC町田ゼルビアは、ついに昨日アウエィのロアッソ熊本を3−0で破り、J1昇格が決定しました。思い返せば、2015年J3時代に観戦に行き、スタンドから観ていても綺麗にラインが統率されていて感心し、相馬さんが監督ということもあり、同じ静岡県にゆかりがあり、頻繁に観戦しにいくようになりました。元々サッカー観戦が好きだったのもあります。ファン歴としては、浅いですね。

その後J3とJ2の入れ替え戦では大分を下し、見事J2に昇格しました。ただ金がないクラブなので、天然芝の練習グランドもなくクラブハウスもない状況がつい最近までありました。テセさんのnoteにもありますが、これでよくJ2で戦えているというくらい酷い状況は素人目にしてもよくわかりました。相馬さんの戦略としても弱者の戦略で何しろ相手のペナ角へ持って行き狭いエリアで人数をかけてボール奪取して得点する戦略です。ポッゼションとか関係ないサッカーでした。

苦労しながらも2018年シーズン4位という素晴らしい成績を残しています。J1ライセンスが取れなくても最終戦で勝ちさえすれば、J2優勝という試合でしたが、結果は1−1のドローで4位という成績でした。42試合戦って、勝ち点が2の間でそんな天と地の差があるJ2というのは、本当に沼だなと思いました。またプレイオフにも回れないのは本当に悔しかった思い出があります。

逆にその翌シーズンは優勝も目指せる前評判でしたが、残留争い巻き込まれ結果18位でシーズンを終え相馬さんは退任するという事になってしまいました。相馬さんとJ1昇格したかったのですが、残念でなりませんでした。

その後ポポさんが3年計画でJ1昇格を狙いましたが、初年度は19位、2年目5位、3年目15位という成績でしたが、2年目の5位のときは、コロナで入れ替え戦がなく、3年目は残り10試合までは期待を持たせる成績でしたが、1勝もできず15位に沈みました。ポポさんは、固定メンバーでレギュラーとレギュラー以外がはっきりしていて、監督の好き嫌いで選手を選んでいる感があり、マネージメントしては好きではなかったです。しかし、平戸選手、太田修介選手、佐野海舟選手と3名の個人昇格があり、ポポさんの手腕も後で考えると悪くなかったと思いました。監督の思い描いているサッカーと選手の質が合ってなかったのかもしれません。

今季、青森山田の監督だった黒田さんを招聘して、かなりの選手を入れ替えました。また個人昇格した3名の選手が抜け、ドゥドゥ選手も構想外になり、得点力があった選手を埋め切れるのか?不安もありました。エリキ選手、デューク選手はかなり実績はありましたが、未知数でだったし、しかし高橋大悟選手、沼田選手、藤尾選手の若手有望株も加入し、当然平河選手は今季はもっとやってくれると思ってました。最後まで得点力は不安があったです。

中盤はタレント豊富だった上に、下田北斗選手や稲葉選手の加入で、当初は髙江選手もいたので、不安はなかったです。逆にCBは補強のポイントでチャンミンギュ選手と池田選手、藤原選手を補強しました。深津選手もまだまだ高さは負けないと思っていたので、かなり良い補強ができたと思いました。藤原選手は、アウェイの磐田戦で初出場して退場してしまいましたが、現地で観て安定した守りをしたので、十分戦力になると安心したのを覚えています。

GKはホープ選手が前半かなりの試合数を先発しました。福井選手もかなり調子が良さそうだったので、黒田監督も替える理由を探していたんではないかと思いました。ふたりともよくやっていると思います。大きな怪我も無くやれている事は本当に素晴らしいと思います。

こんな感じで徒然に書いてしまいました。まだシーズン終了した訳でもなく回顧しすぎはよくないと思いますので、ここらでやめておきます。残り3試合、次の29日のホーム最終戦で勝利してJ2優勝を祈念して終わりたいと思います。当然最終戦は参戦して選手、サポーター達と喜びを分かち合いたいと思います。